前回の続きです。
睡眠時間が確保できない事で、イライラすることが多くなった母。
父も妹も、
大変な時はお弁当作らなくていいよ、
と常に言っていました。
受診している先生にも、
お弁当作りやめてもいいんじゃないですか?
と言われていました。
しかし母は、
これは私の仕事!
という強い意志で、かたくなにお弁当を作り続けていました。
毎日つらい状況が続き、
ようやく
父か妹、どちらかが休みの日は、
お弁当を作らず、昼食代を渡す
という解決方法を母自身が見つけました。
これにより、お弁当作りがない日の前夜は、起きる時間も気にせずゆっくり眠れるようになったそうです。
睡眠時間を休日だけでも確保した事で、心に余裕が出来たようで、電話口の母はとても元気そうでした。
安心しました。
もし死んだほうがまし、と苦しんでいる方がいらしたら、ぜひ睡眠について考えてみて下さい。
母は、父と妹のお弁当作りを自分の大事な仕事だと位置づけています。
しかし最近、父の土日祝日出勤が続き、母も休みなくお弁当を毎日作り続けたようです。
平日は妹が仕事があり、やはりお弁当作り。
つまり、一日も休まずにお弁当を作り続けていたのです。
お弁当作りがある日は、
寝坊してはいけない
という気持ちがあり、いつもより熟睡出来ないようなのです。
早く目覚めてしまい、結果睡眠時間も減り、その分昼間にウトウトして少しでも睡眠時間を補おうとしていました。
こんな毎日が続いたら、持病のない私でも、きっと悲鳴をあげたと思います。
毎日毎日、こんなに辛いなら死んだほうがましだ、と思うようになってしまったそうです。
そんな状態だった時、
そして、希望
に書いたことを思い出したそうです。
早く寝なさい。
先生に言われた言葉です。
次回に続く…